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2016年11月15日 (火)

映画『何者』(ネタバレアリ…ってか結構)

 まぁ公開から半月以上経ったし、良っかな^^;

 と、云う訳で柿本光太郎氏が出ると云う事で見に行ったのだが…
 その辺を併せて、この映画の感想等

 話としては、現代ではあるんだが…技術の進展は今、特にIT分野は秒進分歩でも追い付いていない程の勢いが有るから、1年違うと若者の使うツールが変わってても仕方ないのかも知れない
 で、原作は直木賞小説で…私も然して興味が無かったから知らなかったが直木賞って年2回発表されるのな
 で、2012年下半期である第148回直木賞の受賞作品の様だ

 当然、舞台は2012年前後と云う事だろう…4年も違うと大学生の就活にしてもツールにしても、かなり変わる
 就職環境については青田買いが横行する現況に規制を掛けるため、就職活動解禁日を何処にする…とかが頻繁に検討・改編され、経団連が決めた解禁日は外資系企業は参加していない為に経団連参加の企業よりも先に学生相手に内定を出すとか、更にソコにおわハラと呼ばれる(就活終われハラスメント…内定出すから今後の就活は禁止を云い渡す等)行為が社会現象になる等、本当に生き物の様に動いている

 故に、取り敢えず2012年前後の時代(まだ経団連の就活解禁日がソレナリに力が有って、おわハラ等も起きてなかった時代…更にTwitterが一番の情報共有ツールで、facebookやLINE等は有ったが『まだ日本では万人がやる様なメジャーツールになってなかった』時代)が舞台背景になる

 で、バンド活動で1年留年した友人(光太郎)が就活を始めた時、『既に就活を始めていた』主人公(拓人)と、海外留学に行っていた為に1年降年した女学生(瑞月)は入学時期が同じでナンだカンだとツルんでいた
 瑞月の留学セミナーで仲良くなった女友達(里香)が拓人のアパートで階違いの部屋だった事もあり、4人+里香の同棲相手(隆良)も混ぜて5人で就活の情報共有や意見交換・助け合い等の互助会を作る

 拓人の先輩(サワ)からの忠告、入学当初に打ち込んでいた演劇の分野で生きて行く事を決めて大学を中退した元親友(銀次)に対する複雑な思い、瑞月に惚れながらも瑞月は光太郎が好きな事実等を絡めてソレナリに楽しく就職活動をやっていた

 が、先ず瑞月に内定が出る…本来、留学経験を生かした外資系での職を求めていた瑞月が、家庭の事情で『安定した国内大手』の内定を手にした事が周囲の人間に違和感と亀裂を作る
 次に内定が出たのは光太郎で、バンドをはじめ好き勝手に生きていたが、自分に正直だった事が好感触だったのか、思いの他内定が早く決まる…

 まぁこう書くと就活映画に見えるが、実は話の本題はソコではない
 拓人は常に周囲から『分析が的確』と云われていたが、単に斜に構えて物事を皮肉っていただけで、分析…と云う点からすると、自分の立ち位置が全く自覚出来てなかった事が判明する等、主に拓人と里香の内面が曝け出される辺りが一番のカタルシスになるのだろうか
 上記、Twitterと云うツールがこの物語に重要な位置を占める
 タイトルも『何者』だが、ルビにはN@NIMONOと入る…まぁメールアドレスやらで既に知らない者の無い記号である@をタイトルに入れる事で、何かその辺が重要な小道具になる事を暗示しているのだが

 まぁ…瑞月が留学前に光太郎に振られてたとか、就活中に再度告白したけどまた振られたとか、その辺も含めて人間関係が複雑になって行く中、突然、拓人が友人たちに隠れてやっていた事が明るみに出る
 併せて、互助会面子で隆良だけは年齢がハッキリ出ていないが、それ以外の4人は全員大学5年生である事が判明する
 …バンドで1年留年した光太郎と留学で降年した瑞月・里香…では、拓人は? そう、就職浪人した為に、敢えて留年した仮面留年だった訳だ
(大学で就活をした人間には説明不要だが、企業の採用枠は新卒枠とそれ以外が明確に分かれており、新卒枠の方が内定等を取り易い環境に有る。従って、在学中に内定を取れなかった学生は、次年度も新卒枠で就活する為に態と単位を落として留年する…まぁ1年分学費が余計に掛かるが、就活の面からすれば、安い出費と云える程度の差がある。此処最近、新卒枠の基準が新卒3年間等に広がったが、やはり後々転職等でも大卒と就職の間に履歴が1年空くと『後からその履歴は消せない』ので留年を選択する学生は少なくない)
 見てきたシーンを思い返せば、光太郎・瑞月は『留年した』『留学で1年遅れた』との説明ナレーションは拓人だったが、その拓人はその面子と入学年が同じな癖に一緒に就活している事に違和感を感じる事も有ったかも知れない…初見でソコに気付ければ結構な観察眼だと思うが
 何故、拓人はそうも受け入れられないのか…まぁ明確な答えは出ていないが、その辺についての話が最後の盛り上がりになるのかな

 さて、映画を見た後、感想Blog等を漁れば、原作既読者の感想もソレナリに上がっている…で、そのBlogを複数確認したが、ほぼ原作通りの作りだったそうだ
 まぁ尺の都合とかも有ったのだろう、幾らか端折った・駆け足だったシーンも有る様だが、大まか納得出来る出来だったそうだ
 私も…話は理解出来た、人間関係の詳細も理解したし、結末として、拓人が自分を見つめ直して面接会場で自己アピールをする場面で終るので、結局この面子が無事就職出来たかどうかは判らないで終わるのだが、取り敢えず、この物語が語りたかったのは『主人公達が就職するまでの苦労を語る』では無いので、コレで良いのだろう
(瑞月や光太郎だって、内定が出ただけで就職した所までは描写されていない…まぁ原作小説では、サイドストーリーとして『何様』と云う本が近年発行されており、書かれている面も有るらしいのだが)

 物事を斜に見るのは私も同様で、見終わった第一感想は『拓人、隠れてTwitter投稿するなら自分のメールアドレスでTwitterアカ取るなよwww 捨てアカ取るなり、メールアドレス非公開設定するなりして、もっと旨く隠せよwww』だったのだがwww
 そう云う意味では主人公:拓人は周囲から『分析が的確』と常に煽てられていた環境もあったのかも知れないが、『自分は周囲の連中より物事を的確に把握出来る才能がある(特別だ)』と勘違いした只の中二病発症者だった、とも云えるかも知れない

 さて、その拓人を演じたのは佐藤健氏、仮面ライダー電王で主役の野上良太郎を演じてソレナリに知名度は若い頃から有った俳優だ
 話は変わるが、この電王では、良太郎と云うキャラは複数のイマジン(怪人)に体を乗っ取られ、その度に人格を変える設定だったので、1年間のライダー撮影中、最低5人のキャラを演じ分ける必要が有った役ドコロである…ソコで演技力に磨きをかけたのか、大河ドラマの坂本竜馬では人斬り以臓(主義主張が無く、積まれた金次第で幕府側の人物も倒幕側の人物も斬る、掴み所の無い人物として描かれる事が多い)を演じ、るろうに剣心でも主役の剣心を演じている、平成ライダー出身で役者分野で成功した少ない例の一人である
 電王が07年放映なので、9年前、デビューがコレとは思わないが、初主役はコレだろうから、ほぼ芸暦も同じ程度と思う…若手と云うには既に芸幅が広くマルチなキャラを演じられる俳優として活躍しているのだろう
 そう云う意味からも、確かに最初は『爽やかな好青年』だったのに最後のクライマックスで化けの皮が剥がれた時の演技等は素晴らしかったと云える

 総じて、映画好きなら見る価値は有ったんだと思う


 

 と、まぁ此処までは普通に映画の感想
 私は映画を見に行ったのだが、併せて柿本光太郎氏を見に行ったのだ…さて、探すかwww

 先ず、見間違える事の無い大アップが1回
 銀次が立ち上げた劇団で、カーテンコールの様なシーンが有り、出演俳優が一人ゝ一言づつ出演した感想を述べるシーンで、その内の一人であった
 その他は…見付けらんねぇwww
 当然、上記の様な登場なので、銀次の劇団に役者として登場している筈なのだが、ソモソモ銀次は顔も出さずに(後姿や逆光で、敢えて顔を出さない演出をしている)居るし、拓人は銀次が劇団を立ち上げた際に絶交しており、殆ど回想シーンや若干のカットインで入るだけなのである

 この映画…ってか、原作からそうらしいのだが、主役は上記5人(拓人・光太郎・瑞月・里香・隆良)+時々サワ先輩『だけ』で話が進み、他は九分九厘モブであるwww
 台詞と云えば、内定パーティの会場で光太郎のバンドFanだった女の子とか、上記劇団員程度のモノであり、後は声は出ててもガヤに近い程度の音しかないwww
 コレはメディア買って『ウォーリーを探せ』の世界になるぞwww
 以前、柿本光太郎氏のキャストクレジットでは主役6人(サワ先輩含み)の次にポイントが一つ落ちた所の筆頭…と、聞いたので、その旨書いたと思うが、実際はポイントが落ちた所で、頭から3人目辺りだったかな?
 ソレでこの扱いか…って位、本当に6人以外が話に絡んだ発言をしないのだ

 まぁ光太郎氏(劇中の役でなく、柿本光太郎氏)が好きなら、メディア発売を待って『光太郎を探せ』をやっても良いのでは無いか? とは思う
 私は…申し訳ないが、次回作を待ちたいかなwww
 まだ情報公開は出来ないと云う事で教えては貰えていないが、何某かの話(映画なのかTVドラマなのか、またナニかのPVなのかも教えて貰えてない)が有る様なので、その辺は公開可能になったら聞き出して更新したい

 映画の話に戻るが、上記の通り話は判り易いしキチンと最後のクライマックスでのどんでん返しと云うかカタルシスは炸裂するので、映画好きなら見るのも良いと思うよ? 実際

 まぁ、取り敢えずコンなモンでwww
 次回は…どぉするかな、書く事が無い(何時ものパターンに戻って来た)
 取り敢えず何か探そうかね…本陣殺人事件は中尾彬版も見付けた…まぁ片岡千恵蔵版は流石に見る積もりも無いので、他の映像化作品は全部揃ったかな?
 まぁ金田一モノの初作なので、然して複雑な話にもなってないし、コレの比較レポをソロソロ考え始めるかな…とは思うが、次回には絶対無理なので、また1~2ヶ月位掛けてユックリ確認したい
 取り敢えず、次回は適当に
 ソレまで皆様、御多幸を^^

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