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2016年3月 8日 (火)

電撃!!ストラダ5

 …と、云うドラマが昔(1974年4月~6月)、有った
 何でコンな話になったかと云えば、バッタもんで常連をしていると稀にお会い出来る方にアマゾンライダー:岡崎徹氏が居る事に端を発する

 岡崎氏の略歴はwiki等でも見る事が出来るので割愛するが、アマゾンを主演される直前辺り(アマゾンは74年10月スタート)に標題のドラマで主役を演じられているのだ
 アマゾンはライダーとしては非常に異色(モチーフが爬虫類…とか、キック技ではなく引っ掻き、噛み付き、鰭で切断等で獣人を倒す…とか、獣人を倒す際に血液等が飛び散るスプラッタ演出…とか)であり、非常に印象の強い作品だ

 尤も、私個人の話で云えば、最初に目にしたライダーとして非常に印象に残っているのはXライダーであり、また、九州在住の岡崎氏に比べ、比較的お会い出来る頻度も高い速水亮氏のFCに入っている状態な訳だが、当然、岡崎氏も大好きである
 お会いしてみると、非常に紳士的な方で、人当たりも柔らかく笑顔の絶えない好人物である

 で、ストラダ5については『そう云う作品が有る』と云う知識は有ったが、出演者その他詳細は一切興味が無かった
 と、云うのも、少々調べれば判るのだが、作品のポジションが非常に曖昧で、刑事モノ、スパイモノ、特撮モノの何処に配置されるのかが微妙な作品なのだ

 話としては、国際犯罪組織が日本を狙っているので、国際警察から選りすぐりの5人を選び出してチームを編制、秘密裏に対処する…と云うモノである
 犯罪者に対抗する公的機関の活躍…と云う意味では刑事モノかも知れないし、秘密裏に事を運ぶ…と云う意味ではスパイモノかも知れないし、極彩色の防弾スーツの様な物や特殊警棒等装備、犯罪捜査に未来予知のESP等が飛び出す…と云う意味では特撮モノかも知れない
 しかし、犯罪者が不特定多数ではなく特定団体の構成員…詰まり『悪の組織』が相手である点で刑事モノとは一寸…だし、戦闘服や使用する車両等で色々派手(007の様に『地味に戦闘能力が高いボンドカー』とかでは無く、本当に極彩色に派手)に立ち回ってる点でスパイモノとは一寸…だし、戦闘服は有っても『変身』では無く着替えてるだけだし、特にスーツで強くなってる訳でもなく、ヘルメットも顔出しで身元を隠してる訳でも無さそう(事実、第9話でオリオンの旧友が犯罪組織の一員になっており、『戦いたくないからストラダ5を抜けてくれ』と依頼される…完全に身元が割れているwww)で、装備も先端に刃が仕込んである警棒とか、先端に火炎放射ユニットとか少々アタッチメントが付けられる拳銃とかで、少々凝ってはいるが超科学兵器と云う訳でもなく…登場する敵幹部は人間で、怪人等になる訳でも(体の中に拳銃等を仕込んだ改造を受けて…とか云う事すら)なく、ソモソモ特殊撮影っても飛び蹴りのトランポリン使用とか拳銃の着弾で血糊とか…凝った部分でESP予知の画像をモニターに移す際の合成位しか目に付かないのだが、その程度ならその辺の刑事ドラマでもやってるよね、と云う点で特撮モノとも一寸…と、云う本当に中途半端な作品なのだwww
 実際、中古ショップでも『国内ドラマ』枠か『特撮』枠かがブレてるらしく、店によって取り扱いジャンルが違っているのは事実だ

 製作は日活で、レギュラー出演者は非常に豪華である
 チーム司令官であるジュピターに宍戸錠氏、副リーダーであるオリオンに故・地井武男氏、その他のメンバーも剛達人氏、小野進也氏、山科ゆり氏と云った日活で活躍(山科氏はストラダ5以前はロマンポルノ路線だった様だが)している面子で固めている

 で、岡崎氏が主演だったと云う事を知らずに、バッタもんで岡崎氏に会った際に他の客から聞き、映像データを探していた訳だが…ナニブン74年制作のドラマと云う事で、入手出来なかったのだ

 調べると、映像ソフトが3回出ており、日活が2002年に、2007年にM3と云うインディーズラベルで、2009年にエイベックスが其々DVD-BOXを出している(全13話、Disk3枚)
 製作元の日活が出したBOXが一番豪華で、限定生産のプレミアムBOXだったらしく、解説書やシール、フィルム(縮小複製と思うが)栞が付属している
(M3版を買った常連仲間からは、付属品は一切無しで3Disk別のトールケース入りで化粧箱付き、トールケース・化粧箱は当時画像のパッケージ仕様と聞いている)

 で、私もコレを探していたのだが、4ヶ月少々探して見付からなかった
(いや、若干見付かったが通販扱いで中古…と云う、少々買うのに勇気が必要な状況だったのだ)
 などとヤキモキしている(まぁ急いで買う必要の有った物ではなかったので、実際は結構のんびり探していた…ただ、どのパケも大量には流通していなかった様で、絶対数が少ない様だった)と、フとまんだらけ通販で良さ気なモノを見付けた
 日活版でしかも評価A(だらけの評価はS~Bで、Sは未開封のみ、つまり開封済みで良品はA評価)と云う事なので、ポチるか悩む…で、在庫保有店を確認するとコンプレックス…ナンだ、秋葉原店ぢゃ無いか、と時間を見て秋葉原に繰り出す

 だらけ秋葉原店で問い合わせる(メールで問い合わせると返信までに数日掛かるが、店舗に行ければその場で確認出来る)と直ぐに在庫が出て来たので、即決、購入した

 開けて吃驚、付属品は全部揃っている…Diskも美品で良い感じである
 で、毎週40本以上のアニメ視聴の合間(土日昼はアニメ関係無いのだが、糖尿病の運動療法の一環も有り、散歩or自転車で秋葉原等に行くので結構時間が無い)に再生、全話視聴してみた

 ナンと云うか…日活アクションの無駄に派手な成分を抽出している感じ?www
(まぁ司令官がエースのジョーだし? 日活と云えばアクション映画『渡り鳥』や『拳銃無頼帳』等の制作会社だし…ちなみにロマンポルノの製作は71年が最初)

 話としては上記の通り、世界に暗躍する国際犯罪組織が日本を狙い出したので、対抗組織として国際警察から選りすぐりの5人をチームとして結成したストラダ5の活躍…と云うモノなのだが
 岡崎氏演じるペガサスがストラダ1を名乗るのだが、チーフはジュピター、サブリーダーはオリオン…なのに、何故ペガサスが1?(ちなみにオリオンがストラダ2、ジュピターはソモソモ番号を名乗らない)と云う疑問は残るが、その辺は見ているウチにどうでも良くなる
 何故なら突っ込みドコロ満載で、そんな細かい所に突っ込んでいる暇が無くなるからだwww

 オリオンは元刑事(ってか、他の4人は本業レーサー、寺の住職(住職では無い只の坊主かも知れんが、この寺に他に坊主が居る描写が無い)、自動車整備工、ファッションモデル…コンな連中の何処を見て選抜したのか、国際警察www しかも、オリオンもストラダ5結成と同時に刑事を辞めたのか、病院勤め(白衣を常時着ているが、医師or看護師免許はどうした?)…此処も謎で、ナンか解毒剤等科学的な事の研究はナンだカンだでオリオン…機械工作はルナなんだが)で、ペガサスの父親とバディを組んで捜査していた様だ
 で、活動を開始したビッグノヴァと云う国際犯罪組織が予め活動の邪魔になりそうな重要人物の暗殺をする過程でペガサスの父親を殺す所から始まる
 バディでいながら父親を助けられなかった、そして自分は五体満足で生き残っている…ソコを在る意味逆恨みするペガサスだが、ソレを受けて納得しているオリオンも酷いwww
 そもそも、一介の刑事(しかも、現場で拳銃持って出歩いてる時点で、どう考えても巡査部長から警部補が精一杯…間違いなく『現場』系のクラス)が国際犯罪組織の活動に邪魔になると目される理由も良く判らんwww

 父親の葬式に参列に来たオリオンとガチの殴り合いを始めるペガサス…ソコから一転、ジュピターからの召集命令で集まってみれば因縁のオリオンが居るしwww
 色々説明を受けて最初の事件解決に当たる5人だが、その5人に向かってジュピターの説明も『敵を倒す為ならどんな手段を用いでも構わんが、君たちに万一が有っても一切責任は取らない』…コレってイリーガル(FBI等で違法捜査を前提に、超長期懲役刑囚等に恩赦に因る減刑で取引、従事させる非合法捜査員…勿論、架空の物語には登場するが、実在するかどうかの公式記録は無い)だよね?www
 で、実際にアジトに乗り込む際には『ストラダアップ』の掛け声と共に戦闘服に着替える訳だが、ノリがヤッターマンで、服を投げ上げてそのまま装着…コレはやはり変身ヒーローを意識した演出との事である

 事件は解決(誘拐された要人救出等)するが犯人検挙は基本的に無く、かなり取り逃がす(偶に逮捕出来る時が有る)が、ビッグノヴァの鉄の掟で『失敗は死』と、結局、毎回犯人(主犯である幹部)は組織の制裁で殺される
(逮捕した時も留置所爆破で殺される…って、警察組織内に絶対ビッグノヴァの工作員居るよね?)
 話は逸れるが、仮面ライダーアマゾンも、アマゾンがトドメを刺した獣人は実は結構少なく、撃退するだけである事が殆どである…その後、命辛々逃げ帰ってきた獣人に作戦失敗の代償として処刑しているのは十面鬼…と云うパターンが多い
 この時期、やはり悪人と云えども正義の味方が簡単に命を奪う事を避ける傾向に有ったのだろうか?

 ちなみに戦闘服は防弾…と説明は有るが、アンドロメダ(山科氏演じる紅一点)の服はノースリーブ(途中で袖が付く)にミニスカで、防弾性能には絶対、疑問が残る
 まぁ銃撃戦にもなれば、物陰から銃を撃つのは『防弾チョッキの上からでも、撃たれれば骨折くらいはする』と云う現実に即した対応…と云う事で良いのだろう
 …が、スーツの上から撃たれて負傷(しかも、スーツの下から血が出てる…)したシーンが有り…って防弾スーツ意味無いぢゃんwww

 また、国際会議の出席予定である外国要人を誘拐、世界各国で掴んでいるビッグノヴァの情報と交換させる作戦とか…結構世界中から情報が集まるくらいにボロボロ証拠を残してるのか、ビッグノヴァwww ソレにも増して、情報の取り纏め・管理が日本に任されてるのか?www 等々、本当に突っ込み始めると切りが無い

 最終話では首領のMr.アスモディを追い詰めながら、何時もの『装弾数不明で幾らでも撃てる特殊な銃(笑)』ではなく、父親の形見の銃(って、警察の官給品を別組織の人間に回して良いのか?)で追い回していたから弾切れを起こして取り逃がす…と云う終わり方である
 最初から1クールとして作られており『何時かまた新しい組織を作って襲って来るぞ、気を抜くな』ENDであるが、当然、続編は作られていない
(と、云うか日活が作った子供向けアクションドラマはこの1作のみとの事だ…地井武男氏は鬼籍に入り、岡崎氏・山科氏は引退しているし…)

 更に突っ込み所としては、この番組のOPテーマにも『秘密捜査の絆も深く』と歌っているのだが、事件の察知、逃走先・監禁場所等アジトの場所特定等、本来捜査をすべき所は、ほぼ全てアンドロメダのESPに頼っており、とてもでは無いが捜査はしていないし、絆も何もペガサスはオリオンに対して『今回、命を救われた事には礼を云う。でも、親父の事は別だ。必ず決着を付けるからな』とかなり喧嘩腰である
 3話でアンドロメダに『しつこい』とまで云われる始末…何処の絆が深いんだ?www
(尤も、4話以降『親父の事は~』と云う台詞は封印されたのか、話に出ていないのだが…更に云えば、ペガサスはアンドロメダの予知に付いてもかなり懐疑的な立場で居る)

 で、話は岡崎氏に戻るが、当時の撮影の事を思い出して話してくれた事には『岡崎氏はまだ新人で、でも主役で…脇に既にTVに活躍の場を移しつつあるとは云え、銀幕スターである宍戸錠氏や地井武男氏との共演でガチガチになっていた』との事である
 その中でも地井氏は何かを気を配ってくれたらしく、本当に和やかで良い人であった、と懐かしんでおられた
 曰く、晩年に製作された『ちい散歩』で街中で色んな人とコミュニケーションを取っていた地井氏が本来の姿との事である

 と、まぁ今では、かなり入手が難しい作品のレビューってかネタなので、検証しようも無いと思うが、自己満足で書かせて貰った
 次回は…何書くかな、ネタが無い
 何か見つけて書くとは思う
 ソレまで皆様、御多幸を^^

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