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2015年9月29日 (火)

HDD復旧業者レポ(迷走編)

 さて、前回HDDの復旧作業にプロの手を借りる事を決め、業者を選定して初期診断の上、修復の依頼をした所までレポートした

 その後についてなのだが…迷走して仕舞ったorz
 事の起こりは16日(水)晩の事である
 HDD修復の依頼をしていた業者から留守録が入っていた事に気付いたのが20時過ぎ、録音時間も18時過ぎだったので、丁度帰宅中で単車に乗っていたタイミングだったので気付かなかったのだ
 で、折り返し連絡して見ると、営業時間外(依頼についての窓口はフリーダイヤルで24時間営業の様だが、受けた依頼についての連絡は担当が業務時間となる9時~19時)と云う事である…まぁそぉ云う事も有るだろう
 19時までが営業時間で18時過ぎに折り返しの連絡が必要と連絡が来るとはナンだが、まぁエンジニアから連絡を受けて直ぐに連絡したのかも知れない
 取り敢えず、この時点で『データ修復が完了した』では無く『御依頼の件での連絡』と云っていたので少々引っかかっていた訳だが

 で、翌17日(木)、業者に連絡して見る
 すると『ヘッド交換の為にユニットを開けて見ると盤面に円形状に傷が付いており、データ取得は不可能』と返って来た
 一番恐れていた事態である…WEBで確認すると、この型番(シーゲートST3000DM001)でのヘッド異常の一つに、部品欠落(ヘッドが外れる)と云う状況が有り、その場合は盤面に同心円状に傷が付きデータ修復が不可能になる…と云う記述も見付かる
 コレもこの型番の持病だそうだ、本当、シーゲートって碌な仕事しねぇな

 さて、有る意味絶望的な回答を受けたのだが、先日、業者選定の際に巡回したWEBでとあるページを見付けていた
Seagate ST3000DM001 3TB HDDのデータ復旧事例紹介(LIVEDATA:データ修復サービス)である

 何処かの比較サイト…ってかお勧め業者の一覧サイトで秋葉原に居を構える業者の中に有ったから見に行った訳だが
 成功事例の上記紹介では、上記の通りヘッド交換及びディスク盤面の障害を確認した後、ディレクトリ構造の復旧は出来なかったらしいが、データは8割程度復旧したとの事である
 この事例によるメディア損傷と云うのがどの程度だったのかが判らない上、今回帰ってくる私のHDDがどの程度損傷してるかも判らないのだが、取り敢えず藁にも縋りたい思いである

 と、云う事で電話して見る
 取り敢えず、メディア回収後、24日(木)に持ち込みで初期診断を受け、その後修復可能と診断されたら依頼する…と云う話になった
 24日になったのは、土日祭日が対応不可だからである
 24日は偶々、通院の為に休暇を取っていたのだが、依頼した場合、何処かのタイミングで1日休みを取る必要が出そうだ…
 あ、今度業務命令で土曜出勤が有ったな…この辺りの代休を使えるか
 まぁ依頼する(復旧可能の診断が出る)かどうかは判らんのだが、コレで駄目だと…もう一つ依頼するかも知れない業者のピックアップは済ませているが、多分ソコで最後だと思う

 さて、24日(木)、病院での診察も余り身が入らなかった訳だがwww
 薬局で薬を購入した後、秋葉原に直行した
 単車を有料駐輪場に預けて、取り敢えず昼食、その後データO.K.に向かい、ユニットの回収をする
 出て来た担当に用途を告げると速攻でユニットが帰って来る
 メディアバックアップ用に預けたブランクユニットの話をすると、奥でガサゴソ探すとか…チト間抜けな所も有ったがまぁ返って来たから良いや…と、開封した状況を聞いて見る
 エンジニアの話では目視一発で判る位の傷が有ったので、それ以上は手を付けずに蓋を閉じた…と云われただけだそうである(エンジニアは基本、表に全く出ない様だ)

 で、そのままLIVEDATAへ向かう
 来訪の旨を告げると、担当から個室に案内される
 そぉ云へば、データO.K.は対応個室が無かったな…長机にパーテーション切りで2席用意されてただけで…個人情報が入ってるかも知れない(PCのHDDって、ナンだカンだで個人の趣味丸判りのデータ集積だしねぇ)話をするには、確かに心もとないかも知れない
 まぁ私は見も知らん隣人(パーテーション隣で対応されてる別の客)の個人情報ナンザ興味もないし、私のHDDの中身に付いては在る程度ぼかして話しているので知られた所でどうと云う事も無い程度にしか話してないし、気にしないのだが、気にする人は気にするのではないかと思う

 さて、来訪暦…と云うか、正確な情報が無いと作業に手違いが起こるかも知れん…と云う事で、データO.K.で依頼したが、返された旨の話も含めて報告する
 すると、ユニットを一時預かり…と云う事で作業場に持って行かれ、数分待たされる事になった
 数分~十数分、本当に早いタイミングで担当者が帰って来て『ウチでも駄目です』との事で…
 少々詳しい話が聞けたが、部品欠落ではなく、ヘッドのアーム変形と云うのが正しいのだそうで…
 ヘッドのアームが変形して、変な角度でヘッドがメディアに接触したままモータを回転させるので、メディアに塗布している磁気体を削って同心円状の傷になる…私の場合はソレが複数の円になって存在している…との事である
 ちなみに、やはりこの型番は既に有名で、Yahooニュースにも載っていたのだそうで…
 ST3000はDM001~DM003(現行機)まで出ており、一応の改良はされていると思われるが、最新のDM003でも既に修理依頼の事案が有るのだそうで…
 DM001を購入したのが12年正月な訳だが、それから3年…年1回のモデルチェンジとして15年型がDM003と云う事なら、今、DM003の修理依頼が少ないのは、単にまだ出回ってないから…と云う事で、あと1~2年もすればDM003もDM001と同程度には修理事案が増えるのではないか、との話も聞けた
 うん、やっぱシーゲードはもぉ2度と買わねぇwww

 さて、2社とも断られて仕舞ったのだが、上記、最後の1社に掛けてみる事にした
 前々回の記事で紹介した・日本データテクノロジー データ復旧.comである
 前回の記事では、前々回に紹介した業者は何処も比較サイトで引っかからない…と記載したが、私のみ間違いで、此処は幾つかの比較サイトランクで首位になっていた業者である
 何故見落としていたかと云えば、職場の休憩時間などを使って業者検索をしていたのだが、上記URLから業者のサイトには行けるのだが、比較サイトからのリンクでサイトに向かうと何故か撥ねられるのだ…
 ナンか職場の視聴可能サイトの設定で変な事になっている様だが、まぁ良い、調べてみるとこの業者の評判は確かに良さ気である
 で、LIVEDATAから引き上げて直ぐ電話してみる
 オペレータから状況確認をされ、今までの経緯を報告する
 すると、初期診断は完全予約制である事、開封を伴う診断の場合は秋葉原の支店では不可能(クリンルームが本社(築地)に有る)ので、築地まで来れるか確認を受け、即座に移動を開始する
 4号線から晴海通りに抜け、新大橋通りに入って直ぐ、築地本願寺の路地を挟んで隣に有るビルだとの事で、予約時間5分前に何とか迷わずに到着出来た
 で、担当者から話を聞かれ、ユニットを出す
 その後、開封するエンジニアには私から直接手渡しが原則との事で、作業室に向かう事になったが…電子機器や電磁波を伴うモノを一切排除すると云う名目で、身に付けている金属製品を一切キャストオフ状態にされる
 ロッカーにザウルス・鉄扇を筆頭に財布(コインや磁気式のポイントカード等が問題らしい)やら磁気ネックレス・ベルト(金属製のバックル)も放り込み、メガネだけは金属探知機の後、直ぐに返却されたが、それ以外は退室まで預かり状態である

 さて、直ぐにエンジニアに引渡し、クリンルームでの作業も見学出来る(当然見学は外から、クリンルームがガラス張りである)状態で、幾つか話を聞いた
 曰く、初期診断で開封しない業者(今回のデータO.K.はその類になるが)はツールを使ってHDDを一度起動する訳で、今回の様な『起動回数が多ければ多いほど致命傷が深くなる』事案では御法度であり、コレが今回の作業の難易度を上げた原因になってる可能性が高いと云う事
(ソレに伴い『最初にウチに持ってきてくれていれば…』と云う小言を営業もエンジニアも口を揃えて云っていた…云いたい事も判るし、自業自得だが、値段面で安心出来る業者に走るのは仕方ないやんorz)
 曰くデータ復旧に関して、専用ソフトを使用している業者(LIVEDATAはコレに該当)は物理的な損傷の有るメディアに対して非常に弱く、開封して中を見た途端に匙を投げたから返答が早かったのだろう…併せて、同じく物理損傷に弱いと云う事は作業室足りえるクリンルーム完備がされていたかも少々不安であったとの事

 取り敢えずHDDの信頼性で云えば、シーゲートは論外でウエスタンデジタルのレッドシリーズが耐久性等で鉄板だそうである
 グリーンシリーズより高価なので敬遠しがちだが、他のメーカも併せて通常1年補償が多いHDDを4年補償にしている点からも耐久性に自信が有る事の現れであり、故障で持ち込まれる件数がタントツに少ないそうである

 で、少々待たされたが診断結果として『データ復旧可能かどうかが不明』と云う結果に
 通常『どの程度の復旧が見込めるか不明』と診断される事が多いらしいが、今回はソレを一段下回る事になる
 案内された作業室で、バイナリエディタを叩いてる集団が居たが、専用ツールでの復旧に頼らず、エンジニアが破損箇所データを直接確認、最適になる様に補完する技術が有ると豪語していた訳だが、それらを動員しても、復旧確立が不明だとの事である

 さて、此処で見積もりが提示される
 2枚出された…要は今回の様な難易度の高い事案の客に出すモノらしいが、1枚は完全成功報酬式…詰まり、希望データが復旧されて無い場合、一切の料金は発生しないが、成功した場合は約\800K弱の料金になるモノ、もう1枚は作業料確保式…つまり、開封・データ解析料(上記の成功報酬式でも算出されるが、データを受領しない場合は請求されない)を請求額に必ず算入するが、成功報酬は作業料コミで約\400K弱になるモノである
 詰まり、支払額が\0~800Kの幅で推移する場合と\170K~400Kで推移する場合である
 コレは…賭けである
 全くデータが復旧されなかった場合、全く請求されないケースとソレでも\170K請求されるケースが存在し、データが復旧された場合、\400Kで済むケースと\800K掛かるケースが存在する訳だ
 確率的には『どっちとも云えん』そうで、復旧作業を開始した後、大体1週間程度で大まかな復旧可能割合が判るそうだが…悩んだ結果、\170を支払うケースで契約した
 コレで復旧が全く出来なければ完全に道化な訳だが、データの復旧割合によって\170K~400Kの範囲で請求される…と云う事になる
 こうなれば、1ファイルでも多く復旧して貰わねば困る訳だが…どうなる事やらorz
 結果は、次回の更新で判る…かなぁ?

 ちなみに、データについては連休中に、まずこの壊れたHDDに変える前に利用していた1TBのHDDからのバックアップを復旧、不足分は別途手段により確認できるかの方法を試行し、幾つか確認が取れる状態になった…が、その関係も含めて少々寝不足であるorz
 返すゝもシーゲート、この恨み、忘れんぞ…

 と、云う事で、周囲に面倒をかけつつも何とか生活している昨今である
 次回更新は…この結果が(出来れば良い結果として)判ってると良いな
 そうで無ければ別のネタで
 ソレまで皆様、御多幸を^^、

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