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2015年6月16日 (火)

宇宙戦艦ヤマト2199星巡る方舟

 と、云う訳で劇場では見なかったのだが、先日メディアが発売されたので購入した
 TV版宇宙戦艦ヤマト2199もDVDを全巻揃えた訳だが、今回はその後に公開された劇場作品である

 メディアはDVDとBDの2種類、初回限定版はBDのみ存在し、特典ディスクが付く…で、初回限定版を買って仕舞う訳だ
 発売から少々経ってたので、初回限定版が無ければDVD版を買っていた所なのだが、偶々寄ったヨドバシ秋葉で初回限定版が有ったので、ついカッとなって買ってしまった…後悔は後でするかも知れないwww
 まぁ本編のみならDVDでも良かったんだけどねぇ…ソッチの方が安いし…まぁ限定商品に引っかかり易い人間性…と、云って仕舞えばその通りなのだが
 ちなみに現在、特典ディスクは未開封だが、本編だけは確認したので一応記事にする事にした

 で、本編…今回の話は、旧作の続編に当たる「さらばヤマト」で敵対関係となる白色彗星帝国、ガトランチスの艦隊との接触から始まる
 TV版でも旧作の矛盾になりそうな所の改変がソレナリにあった関係で、ガトランチスの設定も多少変わっている様だ
 旧作ではガミラス帝国は殖民星を多数持つ大帝国のワリに首都星となるガミラス星を攻略した途端に全ての敵対勢力がなくなって仕舞う(最後に火星軌道上にガミラス艦1隻のみ特攻を仕掛けてくる)と云うデカいのか小さいのか良く判らん描写だったのだが、2199では本気で大帝国として描かれている
(ガミラス星攻略後に交戦がなくなった経緯は後述)
 ガトランチスに付いても、旧作ではガミラス滅亡後に突如地球に侵攻して来た新帝国…と云っても、領土が白色彗星1つ(まぁデカい星では有るが)と云う帝国とは名ばかりの単一惑星国家(侵略先から奴隷等は引き上げていたが、星自体は侵略ではなく破壊しているので、領土が増えていかない…そもそも、年中移動してるし)だった訳だが、2199ではガミラス帝国と競り合ってる別帝国と云う位置付け(ただし、ガミラスから見たガトランチスは『辺境の蛮族』と云った見方をされている)で、ガミラス帝国と同程度には国力の有る帝国とされている
 また2199ではTV、本作を通じて白色彗星の言葉を一切使っていない
 つまり、ガミラスと同じ様に星系図で確認出来る首都星を持つ帝政国家なのであろう

 2199でガミラスの民はイスカンダルを神聖視しており、イスカンダルの客として正式に和睦を結んだうえ、ガミラス星を犠牲にしようとしたデスラーを討伐し、ガミラス星の民を滅亡から救ったテロン(地球)・ヤマトはガミラス軍と停戦条約を結んで地球に帰投するのだが、ガミラス軍も一枚岩ではない様で、ドメル艦隊の生き残りには未だヤマトを敵対視している勢力も有る様だ

 で、時間的にはイスカンダルから帰投中、コスモリバースシステムの起動前(沖田・雪存命中)の出来事となっている
 ガトランチスもヤマトが単艦でガミラス星に挑み、攻略した情報は掴んでいるらしく、通りすがり(別作戦中)に見付けたヤマトに戦を吹っかけるとか…まぁ『蛮族』として描かれてるからこんな民族性で扱われてるのかね…で、ヤマトは既に遠征目的は達しているので、最優先の任務は『無事に帰投する事』な訳で、戦闘回避の為に逃げ込んだ先が…と云う話
 旧作にもTV版2199にも描かれていな完全オリジナルな話である
 当然、イスカンダルからの帰りなので、波動砲はコスモリバースシテムに改装されており、使用不可能な状態である

 声優陣には2199で既に慣れているので納谷悟郎・富山敬のコンビでなく菅生隆之・小野大輔で…と云うか、余り沖田艦長は登場せず、船全体の指揮は副長の真田さん(大塚芳忠)が取っているのだが…
 と、云うか今回は古代もどちらかと云えばサブキャラ扱いで雪も数カットのみ…ぶっちゃけ、ヤマト第1艦橋のメインクルーは全員サブキャラ程度の扱いなのだ
(一応、古代は出ずっぱりではあるが、余り物語の中心…と云う感じではない)
 で、当然だが、その辺りの時系列なので、デスラー(山寺宏一)は一切登場しない
 では、誰が物語の中心か、と云えば桐生美影と云う真田さんの交代要員(2199ではヤマトの艦橋は24時間体制で稼動しており、メインクルーには当然、交代要員が居る)としてTV版に出ていた2199オリジナルキャラである
 wikiによると、ソモソモこの作品の為に起こされたキャラだが、劇場版でイキナリ出て来ると唐突感が否めないので、TV版でも交代要員として登場させてたのだそうだ

 ストーリーについては、劇場公開こそ終了しているがメディアについて販売を開始したばかりの作品なので差し控えたいと思うが、感想として『ヤマト』ってか『2199』の作品だな、と深く思う出来になっている
 ヤマトと云えば、やはり旧作のイメージが強く、旧作は…まぁ途中で西崎が調子に乗った御蔭で、後から設定がバカスカ追加された関係で物語が破綻寸前になってる感も否めないが、兎に角『他星系からの脅威に晒された地球がヤマト単艦で現状打破する』と云う非常に判り易いヒロイックSFと云えると思う
 対して2199は旧作の色々なエッセンスを加味した上で再構成して無理が無い様に設定を起こし直し、その設定に基づいて話が展開されているから、矛盾は殆ど無いが綺麗に纏まり過ぎてる感の有る…スマートだが勢いの少々足りない感じのするイメージがある
 どちらが好きか聞かれると、多少悩んだ末に2199と答えると思うのは、私がストーリー重視の観点でアニメを見てるからだと思う

 取り敢えず、ガトランチスでは、ガミラス帝国を相手に単艦で活躍したヤマトを討てば、かなりの武勲になる…と、思われてる様である
 しかし、ズォーダー大帝やサーベラーと云う中枢の人員はソレナリに理性的な考えを持つ連中の様である…実際、ヤマトを沈める事が出来ても軍内で箔を付けに吹聴する事は出来ても、受けた命令以外の行動で軍を動かし(軍務違反)、損害を出した(ヤマトも無抵抗では沈まないだろぉし)事により、よくて降格、下手すれば艦隊解散で大都督は処刑になっても可笑しくない
 この辺を暗示する為に、サーベラーこそ出て来ているが、ズォーダーは画面にすら出ておらず、更に続編(さらばヤマトの2199版)とか、作ろうと思えば作れる余地を残している感じである

 第2次大戦中に就役された戦艦大和は、戦争末期の戦艦にも拘らず内装や食事面でかなり優遇されており、陸軍や他の戦艦乗組員から『大和ホテル』と揶揄されていた(wiki情報)との事だが、その事が今回の作品にも使われていた
 ちなみに、TVアニメ『艦隊これくしょん~艦これ~』でも大和登場の回はコレ(大和ホテル)がネタにされていたが、今回、この劇場作品を見てwikiを調べて初めて知った事である
 艦これアニメも結構第2次大戦当時の事情とかをネタに作られてるんだなぁ…と、改めて思った…閑話休題

 最後の宇宙空間での艦隊戦では、上記の通り波動砲が封じられているので、主砲・副砲がメインの艦砲になる
 此処でも当然、ショックカノンは距離を置いての命中について、螺旋状に三門のビームが絡まり合いながら太い1本の砲弾になる描写がされている
 当然、近距離で主砲が命中し、絡まる前の3本のビームが命中するシーンも有る…この辺は、対艦距離によって描写を変えているスタッフの拘りが見える
 艦載機戦も見応えのあるシーンが有り、古代は戦闘の総指揮を取るのでコスモゼロでの出撃は無いが、山本機がゼロだったと思う
(他の航空隊員はコスモファルコン…コレは、TV版2199でも、山本は航海途中に航空機隊に編入されたので、乗務機が無く、古代用のゼロの予備機を使っていた事からの継承だと思う)

 兎に角、総上映時間114分だっけ? 約2時間、退屈はしなかったな
 これから見たいと云う人にはソレナリにお勧め(2199が好きな人にはお勧め)だと思う

 次の更新は…同じくアイマスアニメの劇場版もメディアは買ってた(コレも限定版www)のだが、見るのが後々になって仕舞い、先日やっと見たので、コレの感想でも良いんだが…モーパイも劇場版、買ってるけど見てないなぁwww
 まぁ取り敢えず、ネタが無ければ探すので、ナンとかなるだろうwww
 ソレまで皆様、御多幸を^^

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コメント

どもです。

これ劇場に見にいきました。同時期に色々興味ある映画が多かったんですが、時間と予算が限られてたんでまあこれでと選んだ作品でした。足を運んだ甲斐があった作品だったと思ってます。

TVの主要メンバーがあまり活躍しなかったのは、それは本編でやりつくしたからだろうと考えていました。
沖田艦長の強烈な指揮からすると真田副長はやはり常識的過ぎて対次元潜航艇戦のときみたく足をすくわれやすくて、旧作で艦長代理まで務めた古代が、2199では階級から言えば当たり前ですがほとんど指揮を執るようなことがなかったので、ここで戦闘指揮を取ったのが良かったかなー。クライマックスはほとんど戦艦同士で格闘戦でしたし。
あとパトレイバーで脚本やった回とか見てて感じていましたが、出渕氏のお話ってファンタジックというか幻想的なストーリーが多いんですよね。今回も見ていて監督の趣味多めだなあとちょっとクスリとしました。
メカニックもよかったですよね。火炎直撃砲が出てくるとはびっくりしましたが、ゼルグート2世はバラン星の戦いの後どうしたのかと思ってたらこんなところで人知れず沈んでいたのか…。
あとガトランティスの人たちが本当に蛮族でびっくりしました。

本当に続編が出るのかどうかわかりませんが、出ても多分いいんじゃないかと思ってます。

でわでわ。

投稿: あひる | 2015年6月18日 (木) 23時11分

Shot>あひる提督
 毎度、コメント感謝します

 提督は劇場で御覧になったんですね…公開日程も少々短かった事も有るし、本文の通りTV版をメディアで揃えていたので、コレもメディアが出れば…と、思って見に行ってなかったんです

 私も出来は良い物だと思いました

 TVの主要メンバーと云うか、ヤマトの艦橋メンバーと艦載機隊(加藤を筆頭に数人)が基本のレギュラーで、ガミラス軍側とヤマトの交代メンバーとかその他乗組員がにゲスト扱い…って感じですかね
 旧作は『見てる人が混乱しないように』『製作側でキャラの描き分けが面倒臭い』『キャストを揃える予算が無い』等の配慮や大人の事情の所為で非常に少人数で巨大戦艦の殆どを動かしている(その癖、被弾すると絶対通路には誰か乗組員が居たりする…戦闘中に廊下をウロつく乗組員はドンだけ暇なんだ?)と云うチトこの辺も突っ込み所になる描写だった訳ですが、今回は交代要員もシッカリ描いていたし、この劇場版でも違和感は余りありませんでしたね
 まぁ本当にメインクルーが空気扱いなのは逆に違和感でしたがwww

 まぁ真田さんは基本的に戦艦乗務の戦士ではなく、科学者ですからね…自分の専門分野で証拠は揃ってないけど状況証拠と理論がハッキリしてる場合は少々無茶もします(人類初のワープとか、まぁ何時かはヤらにゃならんかったんだろうケド、早期にやるよう具申したのは真田さんだったと思うし)、戦闘に関してはどちらかと云うとダメコン重視で敵殲滅より見方の被害を抑える方向での指示が目立ちます
(状況によっては、敵を殲滅した方が被害が少ない場合も有る訳ですが)
 で、当然科学者ですから、視野が狭い(自分の専門分野では深いんですが、他の専門分野には疎い)面が見られますしね


 古代は2199では兄貴の変わりに放り込まれて、ポストに置く為に特進した昇格ですからねぇ…同じ1尉でも昇任初乗務での戦艦での地位は本来余り高くないですから…まぁ付き合いで昇進した島とか階級が下になる南部や加藤相手にはソレナリに毅然とした多度は取るけど、先任の1尉である森や新見には然して強く出てないですし(まぁ森とはある程度打ち解けてからは気軽になりましたが)

 クライマックスは艦載機戦は艦載機戦で別宙域(お互い、艦載機を相手戦艦にぶつけるのが基本戦術な訳で…相手艦載機を迎撃する艦載機戦も当然ありますが、ある程度以上状況が進めば艦載機は別場所での戦闘になりますからねぇ…)になりますが、開戦一発と最終局面では大火力がモノを云いますから、最初は艦砲射撃、最後は戦艦同士のドッグファイト…と云うのが定番ですね

 ファンタジー色については、出渕氏もそうですが、長いことツルんでた押井守氏がソッチ方面得意ですから、その影響なんぢゃ無いかなぁ…とか思いますが

 本文にも書きましたが、今回はガミラス帝国が本気で大帝国に描かれていて、バラン星で殆どの艦船が足止め食ったからガミラス星で真っ当な戦闘になった様なモンですから、バラン星で置いてけ堀食った艦船やらナンやら、使える素材は結構有りますからね、今作は

 wiki設定見ると、ガトランチスの連中は、支配下に置いた星系の軍隊組織をそのまま編成して組みこんでる様ですから、あぁ云う考えの無い脳筋部隊も点在するのでしょう…その辺は本来、帝国中心の面子がシッカリ管理運営する必要が有る訳ですが、ソレが出来るだけの国力・人材がない…と云う事で、ガミラスから蛮族扱いされている…って事なんだと

 このヤマトなら、私も続編は見てみたい気もしますね
 上記の通り、蛮族である周辺警護の瑣末部隊ではないガトランチスとガチになる話とか…でも、ソレをマジでやると国力の差でタコ殴りに遭って終わるかなぁ…ガミラスとはイスカンダルを挟んで休戦しただけで、和睦してる訳でもないですしねぇwww

 では、また^^

投稿: 毘沙門天松茸 | 2015年6月19日 (金) 12時04分

返答ありがとうございます。

ひとつだけ。押井守と出渕裕は今では仲直りしたとかお互い言ってますが、一時期はすごく反目してましたよね。
昔立ち読みした模型誌で押井守が出渕裕のひどい悪口(思いっきり自分自身のことを棚に上げた感じでしたが)を書いていて、こいつ本当に人としちゃナットランなあとあきれたことがありました。
とはいえ出渕裕も、脚本・コンテを書いたパトレイバー新OVAシリーズの「雪のロンド」は私には少女マンガ趣味過ぎる気がしましたし、正直この人でヤマトは大丈夫かなという感が放送前にはありました。
そういう意味で2199第十四話「魔女はささやく」を思い出すと、こういう話を入れるのは出渕監督らしいですが、演出は押井風味が混じってる気もするし、ほんとに仲直りしたのかな?とは思いますが。

でわでわ。

投稿: あひる | 2015年6月21日 (日) 11時10分

Shot>あひる提督
 レス返し感謝します
 土日で返信遅れて申し訳ない

 押井氏と出渕氏が不仲だったって話は知りませんでした
 昔、デビューして直ぐの頃の原田知世に熱狂してたグループに押井氏は居なかったでしたっけ?
 漫画家:ゆうきまさみ、同:故・かがみあきら、同:とり・みき、イラストレータ:美木本晴彦、アニメ監督:河森正治(敬称略)なんかが一緒になって騒いでたグループが有って、出渕氏はこのメンバーだった筈ですが、押井氏は居なかったっけ?

 まぁ良いや、押井氏が出渕氏のナニを扱き下ろしたかは知りませんが、某企業に勤める友人から、出渕氏の直筆イラストは絵としては碌なモンぢゃ無い…と、云われた事がありますwww
 まぁデザインセンスと画力は必ずしも直結しないモノなのかも知れませんが(絵は旨くてもデザインの出来ない人は居ますし、デザインセンスは有るけど画力が足りなくて、前者的な人に清書して貰う必要が有る人等)

 で、押井氏の事は良く知りません(作品はソレナリに見てます)が、ナンかのメイキングで監督のコメント…と云うフィルムが流れて、対人インタビューなのに口の中でボゾボゾと意見を言ってるんだか言い訳してんだか判んない口調で喋ってるのを見て、取り敢えず作品は別として、個人的には好かん…と、思いましたが

 そぉかパトレイバーなんかで脚本とかしてたんですよね…その辺、意識せずにメカデザ分野の人のイメージだったから、特に印象もなく『出来るんならやったんさい』程度だったんですよ、2199のスタッフに対するイメージって
 で、まぁ見てみてソレナリに旨く出来てたので評価はしてます

 まぁ個人的に仲が良いか悪いかは別として、一応は一緒の作品をメインスタッフとして作った仲ですから影響されたなら作風にも出るかも知れませんしね
 押井作品こそナンか妙な異空間モノとか得意そうぢゃないですか
 まぁそれだけなんですけどねwww

 では、また^^

投稿: 毘沙門天松茸 | 2015年6月22日 (月) 12時11分

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