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2013年6月23日 - 2013年6月29日の記事

2013年6月24日 (月)

漫画・ラノベ・アニメ等~神話まで、魔族って…

 週末は劇団すごろくの観劇やサンクリ(まぁ私は出口周辺で友人と取引しただけで特に入場しなかったが)等、まぁ忙しく過ごした訳だが、その辺の話は次回以降、タイミングが合えば…と、云う事で
 で、今回はナニか…と云えば、先日思い付いたネタである

 実兄と雑談してる時にフと思い付いたのだが…人間又は神族と魔族が戦争を起こしている話は古今東西多い
 今期のアニメでは『はたらく魔王さま!』や前期のアニメでは『まおゆう~魔王勇者~』等がソレに当たるだろう

 で、その手の話の特徴として、魔族と対峙しているのが神族の場合は結構統率が取れている事が多いが、人間の場合は政治的内紛を抱えている事が多い
 更に云えば、魔族については魔王一人が魔族を統一している事が殆どで、内紛と云っても魔族の覇権を狙う一人・二人が魔王にのみ標的を絞って挑むだけで、魔族内での組織的な内ゲバは殆ど描かれることが無い
 更に、魔族は混成種族である事が多く、人間から見れば『異形』ではあっても、其々見た目からナニから全然違うモノたちが統一意思の元に行動している話が九分九厘である

 チト話がそれるが、コレはキリスト教に原因の殆どが有ると思う
 キリスト教は他教圏で啓蒙する際、その土地ゝの神を含め、キリスト神以外の信仰対象を全て悪魔とした
 当然、土地神なぞ、その風土によって姿形や伝承等は千差万別で、蛇が信仰対象だったり、虫が信仰対象だったり本当に色々だ
 ソレらを全て一絡げに『悪魔』とした関係で、悪魔にはバラエティが豊富な姿形・能力が有ることになった…と、考える

 まぁソレは良い
 別に今更キリスト教が世界に対してドレだけ宗教テロ(又は他教弾圧)を行って来たかなぞ、説明する必要も無いのだから
 取り敢えず本題は、ソレらの流れを汲んでいる物語の悪魔・魔軍と云うのは多種族の混成であるにも拘らず魔王と云う統一意思によって動いている…と云う事である

 悪魔ってのは大抵、人間の欲望を刺激して悪魔陣営(と云うか悪魔崇拝者?)を増やそうとする事が多い
(単に人間・神を虐殺するのみの場合もソレナリに有るけど)
 と、云う事は悪魔はソレナリに欲望に精通(自分が欲望に忠実なのか、人間をその方向に誘導できるだけのノウハウを持ってるか…)しているのは確実であり、自分の欲望を持っていないとは考えられない
 と、云う事は魔王と云う存在は、種族も欲望の方向性も違う混成集団を『神・人間とは違う』と云う、ただ1点だけの共通点の元に統括・統治している、と云う訳だ

 コレって逆から見れば、人間だけがその混成に入れてない訳で…人間って中国や朝鮮(南北両方)の様に世界中から嫌われてるだけぢゃね? と、云う風になる
 更に云えば、魔王の傘下に入った場合、混成種族の1つとして他の種族と同等の権利を受けることが可能である公算が非常に高い
(上記の通り、虐殺目的の戦争以外はソレナリに人間を自陣営に引き込む事が策略の一つとされてる訳だし)

 つまり、人間対魔軍と云う構図は全権を掌握したい『人間』だけが超種族連合に楯ついてるだけぢゃね? …と云う事である

 またもや話が逸れるが、これが仏教になると話が変わる
 自分で修行して悟り開かねぇと極楽には行けねぇさ…と云う上座部仏教も、既に悟り開いた凄ぇ偉ぇ仏さんに悟りへの道を聞けば一緒に極楽に行けんぢゃね?…と云う大乗仏教も内包に抱える
 云って見れば他力本願の権化(ってか語源)である、阿弥陀如来はキリスト的に云えば『他人の能力に縋らせ、人間を堕落させる悪魔』とされても仕方のない教義になる
 しかし、仏教では最高峰の仏の一人である
 当然、自らの修業を勧める釈迦如来が最高位に居る上で、だ
 神対悪魔・人間対悪魔の話は多いが仏対悪魔と云う構図の作品は驚くほど少ない(少なくとも私は知らない)のは、この懐の広さ故ではないかと思う
 まぁ仏とは、悟りを開いた人間の事だから、人間対悪魔の構図で説明が付くのかも知れないが…

 さて、話を戻して…
 まぁコレら神話絡みの戦記モノでは、悪魔が邪悪とされており、人間が相手の場合でも神又は天使が後ろ盾してる事が多い
 しかし、旧約聖書の天使は結構異形のモノだが、新約聖書では背中に羽生やして頭の上に輪っか乗っけたアレがイメージである
 そして、対悪魔の戦記モノで後ろ盾してる天使は新約聖書に有るイメージがメインである
 結局、能力(火を操る、冷気・水を操る等々)の違いは有っても姿形はソレナリに統一されている

 コレもキリスト教の教義に有るが、人間は神を模して造られた…と云う事なのだが、キリスト教の他教弾圧を考えれば、覇権の全てを掌握したい人間のエゴってのは神譲りなのかも知れない

 (建前は)愛やら融和やらをお題目に上げている人間or神族の方が覇権の一人占めを目論んでおり、破壊や利己をモットーとすると云われている魔族が実は結構な融和政策が取られている事が裏に有る事を考えると結構滑稽だが、まぁ人間の考える事だし、見た事もない魔族の事より自分達人間の方が良く見えていて当たり前なんだろうなぁ…と、思わなくもない

 かなり前、少年サンデーに連載されていた椎名高志氏の『GS美神 極楽大作戦』と云う漫画で有る意味クライマックス的なエピソードとして大悪魔アシュタロスの話がある
 既に高度な文明を持った知的生命体として進化した人類を絶滅させる事を惜しんだ神魔の上層部(デタントを進めていた)が、魔は神に取って代わる事べからずと云う政策を打ち出していた…と云う中で、アシュタロスが高度演算装置を使って神魔逆転の世界をシミュレートした結果、生命体や生態系こそ変化は有るモノの、社会構造は大して変わらないモノが出来ていた…では、常に悪と決め付けられ続け、負ける事を決定された戦いを挑み続けなければならない悪魔は、その立場に甘んじるしかないのか…特に大悪魔となったアシュタロスは世界のパワーバランスの関係で、死んでも直ぐに転生させられると云う永遠の監獄に閉じ込められている…として、デタントに反逆する事を決意する…と云った話である

 前述から考えると、世界は神魔を間違えて進化させたんぢゃないか…魔族を神として作った世界の方がより融和の進んだ良い世界になったのではないか…と思わなくもない

 次回の更新は…今週末に検診(糖尿病及び眼科)があるのでその話と、冒頭に有る劇団すごろくの話でも出来るかな…と思う
 ソレまで皆様、御多幸を^^

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